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レポート2023.04.15“ウチナー魂”あふれる横浜市鶴見区が舞台の地域発信型映画『なんでかね~鶴見 ~ガーエーにはまだ早い~』舞台挨拶

4月15日(土)、那覇市の桜坂劇場ホールAで『なんでかね~鶴見~ガーエーにはまだ早い~』の上映と舞台挨拶が行われました。

本作は、沖縄にルーツを持つ人たちが多く住む横浜市鶴見区を舞台に、笑いあり涙ありで描かれる人情喜劇。沖縄から遠く離れた鶴見の街で、夢を追う者と夢を探す者が出会い、沖縄の伝統芸能のひとつ、エイサーを通して本当に大切なものを見つけていく、というストーリーです。

上映後の舞台挨拶には、主演の比嘉秀海、かーなー(いーどぅし)、川田広樹(ガレッジセール)、宮川たま子、そして渡辺熱監督が登壇しました。

まず、本作が映画初出演という主演の比嘉がスタッフへの感謝とともに「この作品が無事に初上映されてとても嬉しいです」と挨拶。4月16日(日)に参加するレッドカーペットについても「初参加なのでとてもワクワクしている。会場の雰囲気を楽しみながら歩けたらいいなと思う」と述べました。映画の舞台となった鶴見区は、沖縄の空気感を存分に感じられる場所だったと言い、本作への出演は改めて自身の中にある“ウチナー魂”を見つめるきっかけになったと述べました。

次に、幼い頃から沖縄の伝統芸能に親しんできたというかーなーが挨拶。本作への出演にあたり改めて道ジュネ―やエイサーについて調べていく中で、沖縄をさらに深く知ることができたと語りました。また、自身が担当したテーマ曲「潮風」について「鶴見の人たちの伝統を受け継いでいる姿を見て鶴見の街が大好きになったので、その思いやストーリーを曲に込めた。この曲で鶴見の魅力が伝わると嬉しいです」と述べました。

川田は、比嘉との思い出深い撮影エピソードを冗談交えながら紹介し、楽しい雰囲気の撮影現場であったことを明かしてくれました。

そして、渡辺監督は本作のテーマに「エイサー」を選んだ理由を「沖縄の文化が根付いている鶴見の街でガーエー(踊りの対決)を見てみたいと思ったのが一番の動機」と述べ、舞台となった鶴見について熱く魅力を語りました。

本作への出演を機にエイサーを踊ることにハマったという宮川。撮影現場の裏話も明かし、会場の笑いを誘いました。

フォトセッションの際には、観客席からキャストの皆さんへの声援が送られるなど、終始和やかな雰囲気で進められた舞台挨拶。最後に渡辺監督から観客の皆さんへ感謝の意が述べられ、盛況のうちに終了しました。