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レポート2023.04.16大ヒット作『ドロップ』が連続ドラマとしてリブート!アクション初挑戦の細田佳央太が勢いのある演技で魅せる
4月16日(日)、那覇市のテンブスホールで連続ドラマW-30『ドロップ』の1・2話特別上映と舞台挨拶が行われました。
この作品は、品川ヒロシ(品川庄司)が、自らの青春時代をベースに綴った小説「ドロップ」が原作。2009年に、品川が自ら監督・脚本を務め映画化され、興行収入20億円の大ヒットを記録しました。映画版公開から14年の時を経てWOWOWで連続ドラマ化が決定し、再び品川が監督・脚本を務めます。6月2日(金)の放送・配信スタートに先駆け、第1話と2話が特別上映されました。
本編終了後の舞台挨拶には、主演の細田佳央太と品川ヒロシ監督が登壇。アクション初挑戦の感想を聞かれた細田は「僕の役は殴られてばかりだったので、受ける側の演技が求められました。殴る側の演技はパンチの方向性とかを調整しなければいけないのですが、殴られる側は首を左右どちらかに振っていればいいので、意外と違和感なく演じられたと思います」と撮影を回顧しました。そして「僕はケンカが上手じゃないので…」と付け加えると、品川監督がすかさず「上手じゃなくていい」と突っ込みを入れると、会場からは笑いが起こる一幕もありました。
品川監督自身がモデルとなっている主人公ヒロシを演じるにあたり、監督に寄せようと意識していたのかを聞かれた細田は「意識はしていなかったのですが、いつも現場にいてくださるし、監督を間近に見ているので、自然と寄っていっちゃう感じはあったと思います」と話しました。
完全リブートとなる今作に関して品川監督は「映画『ドロップ』も思い入れは深かったのですが、映画でできなかった分、ドラマで細かく表現できることがうれしかったです。学生時代の熱い感じと、20代の若い役者さんたちの勢いがリンクしていると思います。自分自身も若返った気持ちでみんなと接することができました」とコメント。
注目のポイントとして細田は「ヒロシの口の達者さは見どころだと思います。ただのヤンキードラマではなく、話が進むにつれて、周りの大人の支えがあってこそ自由にケンカができていたのだということも感じていただけると思います」と話しました。品川監督は「口ゲンカシーンの細田君のすごさと、周りのみんなのアクションシーンは見どころです。これまでとは違う新しいヤンキードラマに仕上がっているのではないかと思います」と答えました。
最後に細田は「お客さまに見てもらうのは初めてなので、皆さんにどう届いたのかぜひSNSで伝えてください」と挨拶。品川監督は「映画ではないので、スクリーンで見られるのは今日だけなのではないかと思います。3話以降もぜひWOWOWに加入して見てほしいです。その際は『ドロップ』が見たくて入りましたとコメントしてください」と話すと、会場からはまたも笑いが起こりました。そして笑いに包まれたなごやかな雰囲気の中、舞台挨拶が終了しました。
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