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レポート2023.04.16無茶振り出演オファーを板尾創路が暴露!慌てる里内伽奈を、最後までイジリ倒し、爆笑が沸き起こった『ささくれ』舞台挨拶

4月16日(日)、「島ぜんぶでお~きな祭 第15回沖縄国際映画祭」期間中に、那覇市の桜坂劇場ホールBで『ささくれ』上映と舞台挨拶が開催されました。

舞台挨拶には、里内伽奈、板尾創路が参加。MCは空馬良樹が務めました。

『ささくれ』は、婚約破棄の傷心から実家に出戻った女性が、かつて自分と母親を残して去った父親との関係に向き合い、自分を取り戻していこうとする物語です。

舞台挨拶前にレッドカーペットを、板尾と2人で歩いてきたばかりだという里内は、いまだ興奮冷めやらずという感じの様子で「レッドカーペットはずっと憧れていたので、板尾さんと2人そろって歩くことができて幸せでした」とレッドカーペットの感想を語りました。
板尾は、「沖縄はものすごい快晴で、レッドカーペットがふっかふかのあっつあつ、もうホットカーペットになってました」と言うと、会場に大きな笑いが起こりました。

主演のほかにプロデュースと共同脚本も手掛けた里内は、「家族についての作品を作りたくて。前作は姉妹を描いたので、今回は親子を描きたかった。板尾さんが大好きで共演したくて、何も決まっていないうちに父親役をオファーしました」と、板尾への熱烈なアプローチが叶ったことを明かしました。板尾と舞台共演してから、ずっと尊敬しているという里内。
板尾はその時の様子を、「何も決まってないけど映画に出てくれ。予算がないからお金は払えないけどって、突然電話がかかってきた」と無茶振りな内容のオファーを明かし、当時を振り返りました。
地方ロケの裏話では「交通費だけは出ましたね」とノーギャラをさらにイジる板尾に対し、「やめてください! 誰かに怒られそうだからー!」と慌てる里内の姿に、信頼関係の高さが伺えました。

小学生の娘を持つ板尾は、「娘との複雑な関係を演じながら、もう、自分に重ねて胸が苦しくて」と、役柄と自分を重ねてしまったと言い、「会場にも、そういうお父さんいらっしゃるでしょう?」と語りかけ笑いを誘いました。

また、里内の演技について聞かれ、「普段は可愛らしい彼女のあのささくれ具合。ベランダで煙草を吸うシーンなんか、どこのヤンキーかな?って間違えそうなくらいに、ささくれてましたね」と絶賛しました。

最後に里内が、「親を思う私くらいの娘世代はもちろん、近くても遠くても家族を思う人たちに観てほしいです」と作品をアピールし、大きな拍手に包まれながら舞台挨拶が終了しました。